懐古決闘者の封印されし記憶

時代遅れの遊戯王ネタ

遊戯王OCGのフォーマット、枠について。

これまで遊戯王OCGは何度もカードの枠のデザインを変えてきました。


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1999年に始まった第1期から、2017年から現在までの第10期まで、裏面は変わらずにイラスト面が変化しています。

同名のカードであっても、テキストボックスの大きさが違うものがありますよね。

 

今回は第1期と第2期のフォーマットに限定してお話をしていきます。

 

カードショップでも、この辺りの違いを明確に分けて販売するようになってきましたが、以前はカード名だけで管理されているところもありました。(2001年頃は近所のゲームステーションのトレカ売り場がそんな感じの管理状態でした。)

 

当時小学生だった私は売り場の壁に展示されている第1期フォーマットの真紅眼の黒竜を希望したのに、店側は第2期の真紅眼の黒竜を売ろうとしてきたことを今でも覚えています。

 

この辺の違いは気にしない方が多いのかとは思いますが、変なこだわりの強い私は当時からずっと気にしておりました。

 

第1期のカードは縁日の露店などで粗悪なコピーが出回っており、それの対策として第2期フォーマットが生まれたのだと思います。(新規の効果モンスターや魔法、罠カードのテキスト文字数不足なども大きな要因であると思いますが。)

 

そうして生まれ変わった第2期フォーマットは、カードの右下にホログラム加工がなされるようになりました。加えて、モンスターカードの「攻撃力、守備力」の部分が「攻、守」になって小さくなったり、テキストボックスの枠が細くなったりしました。

カード名の枠の両端も少し延長されましたね。第1期はイラスト枠と同じ幅でした。この幅は下段のテキストボックスや「攻、守」の部分も同様に、イラスト枠から少しはみ出るようになっています。

 

個人的には、第1期フォーマットが起源にして頂点だと感じております。この完璧なバランスの美しさを超えるデザインはもう出てこないのではないかと。

なので少し前に発売された20thアニバーサリーセットのvol.1復刻版はKONAMIの素晴らしい采配だったと私は評価しております。

 

 

残念なのは、コピーガードのホログラムがついてしまったり、「スタジオダイス」表記になってしまったことでしょうか。

しかし第1期フォーマットのブラマジを持っていなかった私としては、とてもお得な商品であったことは間違いありません。